10月17日
従来、制動をかけスピードをでないようにすることは落下を抑えると捉えられていました。縦軸横軸(縦すべり横滑り)でとらえると横軸のコントロールを長くとりスキーの縦すべりがフォールラインを通過する時間を長くとることにより制動要素(スピードが出にくい)を持つことができます。また、横軸のマイナスを積極的に作ると縦軸のマイナスがスムーズなるつまり滑走性が出ます。フェイスコントロールの時間的には制動要素はマイナスに時間をかけるので従来制動的なイメージとは反対にターンの落差は大きくなります。ここでの制動要素は停止するという意味ではありません。ターン運動としての制動であり、もし他のスキーヤーが進路にいた場合危険を回避するためにブレーキをかけるためには例えばフェイスをプラスにする等の運動が必要になります。車の運転でいえばエンジンブレーキとフットブレーキと考えられます。山を登ることは反対になりますが大きく蛇行して登坂路取ると時間がかかりますが斜度は緩くなります、それに近い感じだといえます。
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