第11回 「足首と脛」
     

角付け(エッジを立てる)する際、親指側と小指側があります。
つまりインサイドとアウトサイドのエッジですが、その際スキーに近い膝から下ではどんな感じをお持ちですか。
いすか何かに座ってつま先を持ち上げてみてください。向う脛(前頸骨筋)が緊張します。
この前傾骨筋は足の親指につながっていて親指側を引っ張ります。
誰かいればその人に座ってつま先を持ち上げてもらってみてください。普通の人は結構正面からその状態を見ると親指側が持ち上がり小指側の方が下がっている人が多いのです。。
(内反)小指側を意識して持ち上げてみてください。そうすると前傾骨筋の外側に緊張が感じられます。
腓骨筋です。
これは小指につながり小指側を持ち上げます。角付け際この小指側の緊張が大切です。小指側が下がり気味の人は小指側をあげる運動を続けてみてください。
普段の靴底の減り方が変わる場合もあります。
違う言い方とすると畳の上でプルークをしてください。足裏をべったり付けてV字を作っていませんか。
しっかり小指を持ち上げてください。
いすに座って指先を持ち上げることと同じ腓骨筋です。
アウトサイドの角付けの際もうまく小指側を踏んでいけると同じ緊張が感じられます。
見えないところにポイントがあります。