第3回 「続・なぜ、谷脚荷重だと思うか」
     

1回目の内足外足の話をしましたが、その続きです。
外足はインサイドエッヂ(親指側)内足はアウトサイドエッヂ(小指側)です。
それぞれの角付けの際脚のどの筋肉を使うのでしょうか。
インサイドの角付けでは膝から下は前脛骨筋とその内側にある腓骨筋、膝から上は主に内側広筋内転筋。アウトサイドの角付けは前脛骨筋の外側にある腓骨筋と膝から上は外側広筋です。
(膝の上から四頭筋が足の付け根に向かって内側と外側にのびています。それがそれぞれの広筋です。)
切り換え時ニュートラルでそれぞれの角付けに使う筋肉の緊張の入れ替えをイメージしてください。
それにより膝頭がそれぞれのエッジングの方向にしっかり向きます。
女性に多いエックス脚も内転筋、内側広筋が緊張したまま内足に切り換えていくことにより起こっている場合があります。
最終的には運動の自動化を目指しますが、ウエイトトレーニングと同じように使う筋肉をイメージしてみましょう。