第2回 「受講のコツ」
     

12月は研修会があちこちで開催されています。
1月になると養成講習会が始まります。皆さん色々なキャンプや講習会に参加されることでしょう。
講師の話しを聞くときのポイントを1つ、何について話しているのかを判断してください。

1つはスキーのターンメカニズムについてなぜスキーは落下運動の過程で回っていくのか、
2つ目はターン技術についてどのように体を動かすとスキーはターンしていくのか、またブレーキがかかるのか、減速要素が少なくなるのか、そのときどこの筋肉と関節をどのように使うのか、
3つ目は指導方法について出来ないことを出来るようになるためのプロセスです。

研修会では3つ目の方法論が2つ目の技術論と混同しているスキーヤーが多いように感じます。だから今年の滑りはこうだみたいな話になるのだと思います。
トレーニングの中で色々なバリエーションが出てくることでしょう。それは技術のどの部分のためのトレーニングなのか、つまり方法論なのかを考えてみてください。
そうして講師の話の中で判別できると講習会の消化不良は少なくなると思います。
実のある講習会の為に習い上手になってください。